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ただ、ひたすら・・・頑なに、頑なに
任侠劇画を描き続けて40年・・・
劇画家・村上和彦
 
テーマソング「それは愛」(作詞/作曲:村上和彦)
↓着メロ(docomo用)ダウンロード
http://kabukicho.biz/MGP/song/ai.mld
*再生ソフト<PsmPlayer>ダウンロード(フリーウエア)
 

村上和彦の「任侠塾」

    侠客(サムライ)を求めて

     現下の社会情勢をつぶさに勘案するに、偽装社会、偽装政治、偽装教育、偽装行政と、すべてが「ニセモノ」で成り立っていると言っても過言ではない。その事はとりもなおさず、人間そのものが信用できないとも言うべき、人間不信の世相を露呈しているのが現在の日本社会であり、「日本国家」である。
     而して、古来より連綿と受け継がれてきた日本人の規律規範の基(もとい)ともいうべき「武士道」精神がなおざりにされ、町人拝金主義のはびこる中で、今や「日本国家」は「正義」の通じない社会になってしまっている。
     任侠社会も、戦前と戦後では大きく様変わりし、この業界にまで、拝金主義が浸透し、すべてが金で評価される腐敗、堕落の惨状にあることは否定できない。
     日本人の美徳は、質実剛健を旨とする日本精神であり、決して、物資を優先するものではない。物より金より大切なものは、人間の品格であり、その品格を作り上げてきたのは、「武士道」精神である。
     現在の任侠団体は、暴力団と呼ばれ、弱いものをいじめ、強いものには迎合、媚を売るような半端な人間がヤクザとなり、反社会集団として一般社会の「敵」になっている。
     本来、日本の任侠道は、一般社会に対して迷惑を掛けないように心掛け、弱気を扶け、強気を挫き、理不尽な権力には敢然と対抗する行動力を持ち合わせ、その存在を社会は認知したものである。
     憂うべき現状の日本国家を建て直すためには、「ニセモノ」を排除し、「本物」を登用する道を開くこと以外に方法はない。
     その道こそ、「武士道」「任侠道」につながっていく道である。
     果たして、現在、本物の「任侠人・侠客」はどのくらい生き残っているのか・・・。
     全国津々浦々の遊侠人の中から、男としての生き様を世に示した、ヤクザの品格を備えた、一流の人物、即ち「侠客」を選んでいかなければならない。と同時に、「侠客」たる人々によって、真の「任侠道の教育」を施さなければならない。そのために、理想的な指導者・侠客による、新たなる教育機関として「任侠塾」の設立が必要とされるのである。
     故に、私くしは、「任侠百選」と銘打つ対談が、任侠界の次代を担う若き世代を中心に、多くの人々にとっての「任侠」の何たるかを学ぶ場とならん事を願うものである。

    *連載対談 「任侠百選」 月刊実話マッドマックス誌上にて好評連載中

    「任侠塾」塾長 村上和彦
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